ネット上の情報では「サイドが膨らむなら、毛量をすいて軽くすればいい」というアドバイスが散見されますが、これは典型的な誤解であり最も危険な行為です。
髪の毛は、重さ(重量)があるからこそ下へ落ちて収まります。浮き上がっているサイドの毛をセニングシザー(すきバサミ)で軽くしてしまうと、毛先が軽くなった反動で根元の反発力に負け、さらに外側へ放射状に跳ね上がってしまいます。結果としてカッパ状態が一段と悪化し、修復不可能な「チリチリの爆発ヘア」に陥る危険があります。
美容室でお直しを依頼する際は、以下のポイントをスタイリストへ明確に伝えてください。
・「刈り上げ部分はこれ以上高くせず、上の毛の長さを極力残してほしい」
・「サイドの毛量はすきすぎず、重さを残してボリュームを抑えたい」
・「浮きを抑えるために、トップの毛流れやダウンパーマでの調整を検討したい」
【プロの結論】ツーブロックが向いている人・慎重になるべき人の判断基準
失敗を未然に防ぎ、今後のスタイル選びで後悔しないための明確な基準を提示します。
【ツーブロックに向いている人】
・毛量が非常に多く、頭頂部が膨らみやすい剛毛質の人
・毎朝ドライヤーやアイロン、スタイリング剤を用いたセットに5分以上の時間をかけられる人
・1ヶ月〜1.5ヶ月に1度のペースで定期的にヘアサロンへ通えるメンテナンス習慣のある人
【ツーブロックに慎重になるべき人】
・毛髪が細く柔らかい軟毛・猫っ毛の人(被せる毛にハリがなく頭皮が透けやすい)
・生え際やつむじの位置関係で、側頭部の生えグセが真横〜斜め上に向かって生えている人
・スタイリング剤を一切使わず、完全にノーセットのドライヤーのみで過ごしたい人