東京都に属する有人離島は、富士箱根伊豆国立公園に属する伊豆諸島(大島・利島・新島・式根島・神津島・三宅島・御蔵島・八丈島・青ヶ島)の9島と、世界自然遺産に登録されている南方の楽園・小笠原諸島(父島・母島)の2島、合わせて11島が存在します。「東京の島」と一口に言っても、所要時間や旅程のスケール感は大きく異なります。
旅行を計画する上で知っておくべき各エリアの決定的な違いと、予算・日程の目安を整理しました。
【伊豆諸島北部(大島・利島・新島・式根島・神津島)】
都心からの距離が最も近く、東海汽船のジェット船を利用すれば伊豆大島まで約1時間45分。1泊2日の週末旅行はもちろん、大島なら東京の島日帰り観光も十分に成立します。往復交通費の目安は1.5万〜3万円前後、宿泊費を含めた総予算は2.5万〜5万円程度です。
【伊豆諸島南部(三宅島・御蔵島・八丈島・青ヶ島)】
ダイナミックな火山景観やイルカウォッチング、温泉文化が色濃く残る中級・秘境エリア。調布や羽田からのフライト、または大型夜行客船を利用して2泊3日以上で訪れるのが王道です。総予算の目安は4万〜8万円前後となります。
【小笠原諸島(父島・母島)】
唯一の定期便「おがさわら丸」に揺られて片道24時間。定期船の運行スケジュール上、現地泊を含めて最低でも5泊6日のまとまった旅程が必要です。手つかずの固有生態系が広がる世界自然遺産であり、総予算は交通費・宿泊・アクティビティ込みで15万〜25万円程度を見込むのが一般的です。