文系出身者や異業種からのキャリアチェンジを受け入れるスタッフサービス・エンジニアリングの未経験採用は、門戸が広く設定されています。しかし、誰でも無条件で採用されるわけではありません。
ネット上で「選考で落ちた」「配属前面談で落とされた」という声が見られますが、そこには明確な2つのハードルが存在します。
第1のハードルは、スタッフサービス・エンジニアリング自体の採用選考(面接)です。ここでは専門知識よりも「なぜエンジニアを目指すのか」「独学で何を学んできたか」という学習意欲と論理的思考力が厳しく問われます。完全な受け身姿勢では適性なしと判断され、不採用となります。
第2のハードルは、派遣先企業との間で行われる事前面談(顔合わせ・スキル確認)です。労働者派遣法上、派遣先による事前面接は原則禁止されていますが、現場の実態としては業務説明や経歴確認の場が設けられます。ここで落ちる主な原因は以下の3点に集約されます。
・基本的なビジネスマナーやコミュニケーション力の不足(受け答えの明瞭さ)
・希望勤務地や業務内容のこだわりが強すぎる(条件のミスマッチ)
・派遣先が求める最低限のITリテラシー・基礎知識の不足
面談を突破するためには、入社前後の基礎研修に真摯に取り組み、基本情報技術者試験やCAD利用技術者試験、各種ベンダー資格などの取得に向けた具体的な努力をアピールすることが不可欠です。