ネット上には、チケット購入にまつわる誤った情報や危険な俗説が今なお散見されます。最も警戒すべきは、Viagogoやチケット流通センターなどの非公式2次流通サイトに関する誤認です。
一部のSNS上では「非公式転売サイトでも問題なく入場できた」という無責任な言説が流布していますが、これは極めて危険な賭けと言わざるを得ません。FC東京およびJリーグはチケット不正転売禁止法に基づき、転売サイトに出品された座席番号を追跡・特定する監視体制を強化しています。不正転売が確認されたチケットは即座にQRコードが無効化(ブラックリスト登録)され、ゲートでエラー音が鳴り響き、入場を拒絶されます。代金の返金は一切行われず、トラブルに巻き込まれても公式のサポートは受けられません。
また、家族連れやライト層にありがちな盲点が「ビジターグッズ着用可能エリア」の誤解です。「バック指定席なら端の方だから相手チームのタオルマフラーを掲げても平気だろう」という認識は現場トラブルの元です。味スタの運用規定において、ビジターチームのグッズ着用・応援が公式に許可されているのは「ビジター指定席」および一部のミックス指定席のみに限定されています。過去の取材記録でも、ホーム指定席エリアでビジターユニフォームを露出させた観客が警備員に囲まれ、着替えを余儀なくされたり移動を求められた事例が報告されています。スタジアムの規律を順守することは、自身と同伴者の身の安全を守るための最低条件です。