Q1:「諸行無常」を座右の銘にするのは縁起が悪いですか?
A1:全く縁起は悪くありません。むしろ「慢心を戒め、今ある命や出会いを大切にする」「逆境におごらず順境に浮かれず、着実に生きる」という自戒と精進の指針として、経営者やアスリートをはじめ多くの著名人が座右の銘に据えています。
Q2:「諸行無常」と「盛者必衰」の違いは何ですか?
A2:「諸行無常」は世の中の森羅万象すべての変化(天候、物質、感情、時代)を包括する概念です。一方の「盛者必衰」は、権勢を誇る人間や組織が必ず衰退していくという、特定の人事・社会的地位の凋落に焦点を当てた言葉です。
Q3:諸行無常の対義語として適切な言葉は何ですか?
A3:日常語や学術的な対概念としては「永久不滅」「不変」「永劫回帰」などが挙げられます。仏教用語の枠組みでは、変化を否定する実体視を「常住(じょうじゅう)」や「断常(だんじょう)」と呼び、克服すべき誤った見解(偏見)の一つとされています。