かつてこの島々は、人間が持ち込んだハツカネズミの異常繁殖に苦しめられていた。数百万匹ものネズミが鳥の卵やヒナ、昆虫を食い荒らし、生態系は崩壊寸前だった。ニュージーランド政府が実施した大規模なヘリコプターによる毒餌散布作戦から約10年。現在、島からネズミは完全に駆逐されている。奇跡的な回復を見せる地表の昆虫群や、再び地面に巣を作り始めた海鳥たちの姿は、人間の介入がもたらした数少ない成功例として世界中で語り継がれている。
ニュージーランド最果ての孤島で何が起きているのか?「アンティポディーズ諸島」極限の生態系が示す地球の未来
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