このプロジェクトを仕掛けたのは、大正時代から続く広島の老舗蔵元だ。「日本酒離れが進む若年層に、もっとカジュアルに本物の味を知ってほしい」という危機感からスタートしたという。高級料亭で愛されてきた銘酒「酔心」が、ストリートの自販機で手軽に飲めるというギャップがウケた。
提供される日本酒は、スタンド専用に開発された微発泡の生酒から、じっくりと温められた熱燗まで幅広い。伝統を守りながらも、提供スタイルを徹底的に現代化する。この大胆なブランディングの転換が、ブランドの新たなファン層を開拓することに成功した。