日立の冷蔵庫を使っていて最も読者を不安にさせるのが、操作パネルにある「鍵マーク(カギマーク)」の点滅です。「日立の冷蔵庫で鍵マークが点滅して製氷が止まった」という声は非常に多く、これは単なるチャイルドロックの表示ではなく、本体内部が自己診断によって異常を検知したことを示す「ダイアグノーシス(警告表示)」です。
鍵マークが点滅している場合、点滅の回数(連続して何回チカチカと光り、何秒消灯するか)をカウントすることで、トラブルの発生箇所を特定できます。
特に製氷に関連する代表的な点滅パターンは以下の通りです。
- 鍵マークが1回または3回点滅を繰り返す:製氷皿の水平位置検出エラー、または製氷皿反転モーターの回転不良を示しているケースが大半です。製氷皿が途中で引っかかって回らない、あるいは氷が皿に張り付いて落ちない状態を指します。
- 鍵マークが12回〜14回点滅を繰り返す:冷却用ファンモーターの回転異常や、庫内センサーの断線・ショートが疑われます。製氷室だけでなく冷凍室全体の冷えが落ちている可能性があります。
鍵マークが点滅している状態で無理に使い続けると、モーターに過電流が流れ続け、最悪の場合は制御基板そのものを焼き切ってしまうリスクがあります。点滅を確認したら、一旦製氷室を開け、製氷皿が不自然な角度で傾いていないか、周囲に大きな氷の塊が挟まっていないかを目視で点検してください。