御堂筋が率いる京都伏見高校は、インターハイにおいて常に強豪校を震撼させるダークホースとして君臨してきました。1年目、そして2年目と、御堂筋が辿った戦歴と結末の推移を詳細なデータで検証します。
1年目のインターハイ最終日、限界を超えてペダルを踏み続けた御堂筋の足は悲鳴を上げ、無念のリタイアを喫しました。その夜、京都へ帰ろうと自転車を走らせていた彼を引き留めたのが、宿敵である総北の小野田坂道でした。ドラッグストアへ向かう道中で交わされた言葉と、坂道の純粋無垢な自転車への情熱は、御堂筋の冷え切った心に微かな亀裂を生じさせます。
そして2年目のインターハイでは、新入生の岸神小野田(小鞠)を加え、より洗練された戦略を展開。最終ステージでは小野田坂道、真波山岳と歴史に残るゴール前スプリントを繰り広げました。勝利には届かなかったものの、その走りはもはや「卑怯な策略家」ではなく、誰よりも過酷に自転車と向き合い続けた求道者の姿として、沿道の観客と読者の胸を強く打ちました。