この一連の騒動について、日本のスケートファンや韓国内のネットコミュニティではどのように受け止められていたのでしょうか。SNSや各種掲示板の声を時系列で分析すると、世論の大きな地殻変動が見て取れます。
騒動の第一報が出た2024年6月時点では、「トップ選手としての自覚が足りない」「未成年の後輩へのハラスメントなら厳罰はやむを得ない」といった厳しい批判が約7割を占めていました。しかし、本人による釈明インタビューや裁判資料の公開によって「元恋人関係であったこと」や「過剰なメディアスクラムの実態」が明らかになるにつれ、潮目は一変しました。
「合宿中の飲酒は確かに軽率だったが、3年間の資格停止は明らかに重すぎて将来を潰す行為だった」「連盟の保身と拙速な処分で選手が冤罪に近い被害を受けたのではないか」という同情と擁護の声が急増。ミラノ五輪での力強い滑りに対しては、「計り知れないバッシングと絶望から這い上がってきた精神力に涙が出た」「本当によく戻ってきてくれた」と、その不屈の闘志を称賛するコメントが相次ぎました。