合同結婚式に参加した著名人のなかで、最も劇的な転換を遂げたのが山崎浩子氏でした。挙式直後、家族や支援者による懸命な説得が行われ、一時は「失踪騒動」として警察が捜索する事態にまで発展しました。
その後、約46日間に及ぶ家族との対話や牧師によるカウンセリングを経て、山崎氏は1993年に教団からの正式な脱退を表明。記者会見で「自分が信じていたものは何だったのか」と涙ながらに語り、マインドコントロール(洗脳)の恐ろしさを赤裸々に告白しました。当時結ばれた相手男性との婚姻関係も白紙撤回されています。
脱退後の山崎氏は、自らの体験を綴った手記を出版するとともに、スポーツ指導者としての道を歩み直しました。新体操日本代表の強化本部長を務めるなど競技界の発展に大きく貢献し、社会的信頼を完全に回復した稀有な事例として知られています。