分裂から長い歳月が経過した現在、暴力団を取り巻く法的包囲網はさらに厳罰化しています。公安委員会から「特定抗争指定暴力団」に指定されたことで、神戸市灘区の山口組総本部は警察による厳重な警戒下に置かれ、現在も組員の立ち入りや会合の開催が全面的に禁止されています。
総本部という物理的な拠点が機能不全に陥るなか、かつてのようなWebサイトを通じた組織的な対外発信が復活する兆しはありません。ネット空間における暴力団の存在感は完全に排除されつつあり、SNS上での軽率な投稿すら警察の捜査対象となるため、構成員のデジタル利用は極めて地下化・潜在化しています。