Q1:急性膵炎の前兆として見られる初期症状にはどのようなものがありますか?
A1:典型的な初期症状は、食後や飲酒後数時間から翌日にかけて発生する「みぞおち付近の強い腹痛」と「背中へ突き抜けるような痛み」です。前屈み(身体を丸める姿勢)になると痛みが少し和らぎ、仰向けになると痛みが強まる特徴があります。吐き気や嘔吐、発熱を伴うことも多く、胃薬を飲んでも改善しない場合は早急に消化器内科を受診してください。
Q2:急性膵炎で入院した場合の期間や仕事復帰の目安はどれくらいですか?
A2:軽症であれば約1〜2週間の絶食・輸液治療で退院可能であり、デスクワーク等であれば退院後1〜2週間程度で復帰できます。ただし、重症化して膵組織の壊死や多臓器不全を併発した場合は、ICUでの治療を含めて1〜3ヶ月以上の長期入院が必要となり、社会復帰まで半年以上を要することもあります。
Q3:膵炎で一度入院した後、回復すれば再びお酒を飲んでも問題ありませんか?
A3:アルコール性膵炎と診断された場合、基本的には「生涯にわたる完全断酒」が原則です。少量であっても再飲酒によって高確率で再発し、慢性膵炎や膵がんに進行するリスクが極めて高くなります。胆石性膵炎で胆嚢摘出などの原因除去が完了した場合でも、医師の指導のもとで厳格な節酒が求められます。