かつてアメリカに次ぐ世界第2位を誇った日本の名目GDP(国内総生産)は、2023年にドイツに抜かれて4位へ転落しました。さらに日本経済の2026年最新データを検証すると、新興国の猛追と慢性的な円安基調が重なり、さらなる順位後退の足音が現実味を帯びて聞こえてきます。
このGDP順位の転落は、単なる為替換算のマジックではありません。内需の縮小と産業競争力の低下が長期にわたって蓄積した結果です。世界経済が年率数パーセントの成長を続けるなか、日本はほぼゼロ成長の低空飛行を続けてきました。世界市場全体における日本のシェアは、ピーク時の半分以下にまで縮小しています。
かつて世界を席巻した電機メーカーや半導体企業がグローバル市場で主導権を失い、新たなメガテック企業を生み出せなかったツケが、今まさに数字となって突きつけられています。