八百津町のシンボルともいえる五宝滝は、単一の滝ではなく、異なる表情を持つ5つの滝の総称です。公園入口から緑豊かな遊歩道を進むと、まず視界に飛び込んでくるのが、山肌を滑り落ちるように連続する「三の滝(落差13m)」「二の滝(落差23m)」、そして最奥で圧倒的な水量を誇る「一の滝(落差44m)」です。
これら3つの滝は一直線に連なる「三段の滝」を形成しており、合算した総落差は約80メートルに達します。見上げるような断崖絶壁から水しぶきを上げて流れ落ちる景観は迫力満点で、展望デッキに立つと心地よい飛沫とマイナスイオンを全身に浴びることができます。
さらに遊歩道を山手へと進むと、鬱蒼とした木立ちの中に静かに佇む「円明(えんめい)の滝(落差20m)」と「幽玄(ゆうげん)の滝(落差15m)」が現れます。ダイナミックな三段の滝とは対照的に、水墨画のような静寂と幽玄美が漂っており、訪れる時間帯や光の差し込み方によって神秘的な表情を見せてくれます。