インターネット上のコミュニティやQ&Aサイト、フットケアサロンの現場には、爪の垢の臭いに関する切実な相談が後を絶ちません。現場取材やアンケート調査から見えてくるのは、老若男女を問わず多くの人が「恥ずかしくて他人に言えない」と一人で抱え込んでいる実態です。
「仕事から帰って靴下を脱いだ瞬間、部屋にチーズのような匂いが充満する」「お風呂で指先を嗅いでみたら、言葉を失うほどの悪臭がした」といった声は氷山の一角に過ぎません。特に相談が多い部位は「足の親指の両端(側爪溝)」です。親指は靴の圧迫を受けやすく、歩行時の負荷が集中するため角質が分厚く堆積しやすい構造になっています。
また、近年増加傾向にあるのが、ジェルネイル愛好者や長時間のデスクワークでタイツを履き続ける女性からのSOSです。「フットネイルをオフした際にサロンの施術者から臭いを指摘されないか不安」「手の爪の裏側をふと嗅いだら生ゴミのような臭いがした」など、清潔感に気を配っている層ほど、予期せぬ悪臭に対して強い精神的ストレスを感じています。