早稲田大学の図書館ネットワークは、キャンパスごとに専門化された複数の大規模館から構成されています。それぞれの拠点ごとに所蔵分野や開館日程、入館ルールが異なるため、訪問前の正確な把握が欠かせません。
中核を担う早稲田大学中央図書館は、早稲田キャンパスに位置し、地下2階から地上4階に及ぶ広大なフロアに約270万冊の資料を収蔵しています。平日・土曜の開館時間は基本的に9:00〜22:00(日曜は10:00〜17:00、試験期・休業期で変動あり)となっており、夜遅くまで研究に打ち込む学生や研究者を支えています。
文学部・文化構想学部の拠点である戸山図書館は人文科学系資料の宝庫であり、開館日程は学部講義期間に合わせたきめ細かな運用がなされています。西早稲田キャンパスに構える理工学図書館は、自然科学・工学系の専門学術誌や技術資料、各種データベース端末が充実しており、研究室直結の動線が確保されています。
また、世界的な注目を集める早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)は、建築家・隈研吾氏のリノベーション設計による洗練された空間が特徴です。こちらは学術利用に限定された中央図書館とは異なり、一般の文学ファンや観光客にも広く公開されており、事前予約や当日入場枠を活用して村上文学の世界観やカフェ空間を堪能できます。