かつて『天才!志村どうぶつ園』や『どうぶつ奇想天外!』、各種密着ドキュメンタリーなどのテレビ出演を通じて、派手なビジュアルと卓越したメスさばきでお茶の間を驚かせた野村潤一郎院長。北里大学獣医畜産学部を卒業後、自らの理想とする動物医療を実現するために設立したのが「野村獣医科Vセンター」です。
院内には大型サメが泳ぐ巨大水槽や多種多様な爬虫類が飼育されており、訪れた飼い主を圧倒する異空間としても有名ですが、その本質は国内屈指のハイテク設備を備えた動物総合病院です。自著である『野村潤一郎の犬の言い分・猫の理屈』をはじめとする多数の著書やエッセイでも明かされている通り、院長の根底にあるのは「人間の都合ではなく、動物の生存権と尊厳を第一に守る」という徹底したプロフェッショナリズムです。
2026年現在も、野村院長は第一線でメスを握り続けています。メディアへの露出頻度は全盛期に比べて落ち着いているものの、全国から持ち込まれる難治性疾患の症例に向き合い、毎日のように極めて繊細な外科手術を執刀する現場主義を貫いています。