「三井アウトレットパーク 多摩南大沢がなくなる」という噂がネット検索で急浮上した背景には、東京都との定期借地契約の節目に伴う建替え再整備計画の発表がありました。
歴史を振り返ると、同施設は2000年9月1日、ドライブインシアター「MOVIX多摩」の跡地に三井アウトレットパークの首都圏4番目の施設「ラ・フェット 多摩南大沢」として誕生しました。2007年12月には第2期エリアを拡張し、2008年4月に現在の名称へと改称。20年以上にわたり多摩ニュータウンエリアの商業ハブとして賑わいを創出してきました。
三井不動産の公式発表資料によると、敷地の一部である「B街区」の建替え計画が正式に着工しており、2028年春に新施設としてスケールアップオープンする予定です。この計画の最大のポイントは、「全面閉鎖」ではなく「既存施設(A街区)の営業を継続しながら大規模リニューアルを実施する」という段階的アプローチを取っている点にあります。
一部店舗の移転や一時的な区画閉鎖のニュースがSNS上で断片的に伝わったことで、「全館閉館してしまう」という誤った情報が一人歩きしてしまったのが真相です。2026年現在も、人気ブランドやレストランをはじめとする主要店舗は元気に営業を続けています。