ネット上の旅行ブログや古いまとめ記事には、現在の目黒川の実情と乖離した情報が残存しています。現地で困惑しないよう、よくある誤解を解消しておきましょう。
第一の誤解は「川沿いの土手や遊歩道でビニールシートを敷いて宴会ができる」という思い込みです。目黒川は急峻な護岸で囲まれた都市河川であり、川沿いにはレジャーシートを広げる座り込みスペースは一切存在しません。区によって座り込みは全面禁止されており、警備員による厳格な声かけが行われます。シートを広げて弁当を食べたい場合は、池尻大橋寄りの「菅刈公園」や「西郷山公園」、あるいは目黒区民センター横の芝生エリアまで移動する必要があります。
第二の盲点は「公衆トイレの絶対的な不足」です。目黒川沿いの歩道には公衆トイレが極めて少なく、公園や中目黒駅構内のトイレは常に30〜40分待ちの長蛇の列となります。周辺のコンビニエンスストア各店舗もお花見期間中は「防犯および設備保全のためトイレ貸出中止」としているケースがほとんどです。散策開始前、ターミナル駅構内や商業施設内で計画的に済ませておくことが致命的なトラブルを防ぐ鉄則です。