小指の付け根に走る痛みを解消するには、まず手と足で異なる小指付け根痛み原因を正しく把握しなければなりません。手における小指の付け根は「MP関節(中手指節関節)」と呼ばれ、物を握る動作や指を大きく広げる動作で重要な役割を果たします。球技などの接触プレーによる小指突き指固定方法が求められるケースでは、関節包や側副靭帯への過度な外力、あるいは腱の炎症が主な要因です。
一方、足の小指付け根のトラブルは、体重負荷と靴による圧迫ストレスが主因を占めます。足の横アーチが低下して開帳足になると、小指が内側へ曲がる「内反小趾」が進行し、靴と接触する関節外側滑液包に炎症(バニオネット)が生じます。日本整形外科学会の知見でも、荷重バランスの破綻が骨膜刺激や腱鞘炎を誘発することが報告されています。
放置すると代償動作によって手首や足首、膝関節にまで負担が波及するため、受傷初期における安静固定とアライメント補正が欠かせません。