冨永愛の元夫は誰?パリ在住パティシエとの離婚理由と息子の現在

冨永愛の元夫は誰?パリ在住パティシエとの離婚理由と息子の現在

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2009年4月20日、冨永愛さんは公式ブログを通じて正式な離婚成立を発表しました。結婚生活は約4年半で幕を閉じることとなりましたが、そこに不倫やDVといった決定的な裏切りがあったわけではありません。表舞台に立つ者と裏方に徹する職人、その間に生じた「社会的立ち位置と生活サイクルの致命的な乖離」こそが真の離婚理由でした。

冨永さんは出産後も瞬く間に体型を戻し、パリ、ミラノ、ニューヨークを飛び回る超多忙な生活へと復帰しました。年収にして数千万円から1億円規模を稼ぎ出す世界的セレブリティとなった妻に対し、夫はパリで朝早くから仕込みを行う一介のパティシエ。経済的な格差だけでなく、世間から「冨永愛の夫」として見られる視線は、誇り高き職人であった男性のプライドを無意識のうちに侵食していきました。

自著でも振り返られている通り、冨永さんが仕事で世界中を移動し、家を空ける時間が増えるにつれ、夫側には「家庭を守ってほしい」「もっと自分と息子を見てほしい」という焦燥感が募り、次第に過度な詮索や束縛へと形を変えていきました。冨永さん自身もまた、世界のトップシーンで戦う緊張感と母親・妻としての役割の板挟みに遭い、精神的なキャパシティを超えていたと述懐しています。

愛し合って結ばれた2人であっても、背負う重圧と見ている世界が乖離してしまえば、会話のすれ違いは修復不能な亀裂となります。お互いの尊厳を守るため、そして何より幼い息子の成育環境を守るために導き出した答えが「離婚」という選択でした。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。