美人候補の当落結果をつぶさに検証していくと、国政選挙と地方議会選挙ではその勝率メカニズムが大きく異なります。地方議会の美人議員の場合、定数が比較的多く低投票率になりがちな市議選・区議選では、抜群の知名度と爽やかなイメージだけでトップ当選を果たす場面が珍しくありません。
しかし、一騎打ちとなる小選挙区制の衆議院選挙や激戦区の参議院選挙では、ルックスの良さだけで押し切ることは不可能です。対立候補の後援会組織の強さ、地元産業界とのパイプ、そして何千軒もの戸別訪問をこなす地道な「ドブ板選挙」をやり抜いたかどうかが勝敗を分けます。ネットのフォロワー数が数十万人に達していても、実際の得票には結びつかず大敗を喫した候補者が数多く存在する現実は、政治の世界の冷徹さを物語っています。