計画見直しによって「サンプラザ跡地は今後どうなるのか」という不安の声も広がっていますが、再開発プロジェクトそのものが白紙撤回されたわけではありません。中野駅北口エリアは、駅舎の改良工事や南北自由通路の整備が進んでおり、区役所新庁舎への移転も完了したことから、中野サンプラザ敷地を含む再開発は街全体の拠点づくりにおいて欠かせないピースです。
現在検討されている修正案では、シンボル性を維持しながらも工期短縮とコスト圧縮を両立させる合理的な構造へのシフトが進められています。アリーナ機能についても、単なる音楽コンサートだけでなく、MICE(国際会議・展示会)や地域イベントに対応できる多機能型スペースとしての実効性が再検証されています。
見直し作業に伴い、解体完了は早くとも2027年以降、新施設の開業時期は2030年代初頭へとずれ込む公算が大きくなっています。街の景観が一変するまでには、なお相応の年月を要する見通しです。