青山学院大学の入試改革以降、最大の関門となっているのが各学部の独自試験です。青山学院大学個別学部日程難易度を紐解くと、特に人文系・社会科学系の学部において、大学側が求める「自ら課題を設定し論理的に記述する力」のレベルが年々引き上げられていることがわかります。
顕著な例が文学部です。文学部個別試験解答速報を検証した大手予備校の分析官によると、英米文学科の独自英語では、標準的な文法知識だけでなく、長大な英文エッセイの背景にある文化的コンテクストを汲み取った上での要約・論述問題が出題されました。「単に日本語訳を作れば点数がもらえる試験ではない」という予備校の指摘通り、論理の骨組みを正確に抽出できたかが採点官の評価を分けるポイントです。
また、日本文学科や史学科においても、史料読解や古典文学の解釈において、現代的な視座からの論証を求める設問が見られました。暗記した知識をそのまま吐き出すだけの答案は容赦なく減点対象となる構造になっており、記述対策を徹底してきた国公立併願組に有利な難易度設定だったと言えます。
経済学部や法学部の個別日程に関しても、共通テストの基礎点に加えて課される独自試験において、現代社会の諸課題に対する批判的考察が求められました。教科書の枠組みを超えた実践的な教養が問われており、これこそが近年の青学入試が「難化した」と評される本質的な理由です。