大津市は南北に約42キロメートルと極めて細長い形状をしており、同じ市内であってもエリアによって天候が全く異なるという特徴を持っています。気象情報をチェックする際は、市内全体の大まかな予報だけでなく、詳細な地域分けに注目しなければなりません。
まず、大津市北部雨雲の様子を見ると、比良山地を越えて若狭湾方面から吹き込む湿った空気の影響をダイレクトに受けやすく、「比良八荒(ひらはっこう)」に代表される突風や急な山沿いの強雨に見舞われやすい傾向があります。一方、大津市南部雨雲レーダーの動向では、京都盆地側から山科盆地を抜けて流れ込む雨雲や、湖南地域で発生した雷雲が瀬田川沿いに停滞するパターンが目立ちます。北部が快晴でも南部で大雨洪水警報が発表されている事例は珍しくありません。