死霊のしたたり配信どこで見れる?狂気とトラウマの結末を徹底解説

死霊のしたたり配信どこで見れる?狂気とトラウマの結末を徹底解説

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1980年代は『死霊のはらわた』『エルム街の悪夢』など、数多のホラークラシックが百花繚乱の時代でした。その中にあって『死霊のしたたり』が今日まで特異な崇拝を集めている最大の要因は、「徹底的なゴア描写を極限まで加速させると、なぜか爆笑に転化してしまう」という奇跡的なトーンコントロールにあります。

制作を手掛けたプロデューサーのブライアン・ユズナと、舞台演劇出身のスチュアート・ゴードン監督は、低予算ホラーの定石であった陰鬱な恐怖演出をあえて拒絶しました。全編を彩るリチャード・バンドによる音楽は、ヒッチコック監督の『サイコ』におけるバーナード・ハーマンの有名な弦楽スコアを露骨にオマージュしており、重厚なサスペンスの衣を被りながら、スクリーン上で起きている惨劇はドリフターズのコント顔負けのドタバタ劇というギャップを意識的に創出しています。

海外批評集積サイト「Rotten Tomatoes」において、本作は批評家支持率94%(Fresh認証)という、80年代スプラッターとしては異例の数値を維持しています。第18回シッチェス・カタロニア国際映画祭(1985年)でグランプリを受賞したことからも明らかなように、単なる見世物小屋的エクスプロイテーション映画の枠を超え、映画美学的な完成度の高さが専門家からも満場一致で称賛された証左といえます。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。