「九州男児」と一口に括られがちですが、関門海峡から薩摩半島まで、風土や歴史的成り立ちによってその気質は7県それぞれで大きく異なります。
福岡県(博多・北九州・筑後)の男性は、流行に敏感でお祭り好き、陽気で社交的な性格です。「カッコつけ」な一面があり、後輩や女性の前では無理をしてでも奢りたがる見栄っ張りな男気が目立ちます。
佐賀県は歴史的に「葉隠」の精神が根付いており、非常に几帳面で真面目、論理的で頑固なリアリストが多いのが特徴です。一見すると警戒心が強く見えますが、一度信頼を結ぶと絶対に裏切らない誠実さを持ちます。
長崎県は古くから出島を通じて異文化と接してきたため、開放的で柔軟、ロマンチストな気質が際立ちます。細かな上下関係に囚われず、自然体で人を受け入れる大らかさがあります。
熊本県は「肥後もっこす」に代表される通り、純朴で妥協を許さない頑固者。一度決めた信念は曲げませんが、内面は不器用な優しさに満ち溢れています。
大分県は合理主義者が多く、「赤猫根性」とも称される抜け目のなさと柔軟な適応力を併せ持ちます。情熱より損得勘定や協調性を重視するバランス型です。
宮崎県は南国の暖かな気候に育まれた「日向時間」の言葉通り、温厚でのんびり屋。お人好しで人が良く、争い事を好まない平和主義者が多い傾向にあります。
鹿児島県はまさに「薩摩隼人」の血を受け継ぐ質実剛健の代表格。上下関係を重んじ、口数は少ないながらも芯がブレない頼もしさを持っています。