『真夏の方程式』屈指の名シーンといえば、物理学者・湯川が理科嫌いの少年・恭平のために見せた「海の実験」です。ペットボトルロケットを使って携帯電話を海中深くに飛ばし、美しい海底の映像を見せるエピソードは、多くの観客の涙を誘いました。
このロケーションとなったのが、西伊豆町仁科に位置する浮島海岸(ふとうかいがん)です。
浮島海岸は、ゴロタ石(丸い小石)が広がる入り江で、ダイビングやシュノーケリングの名所としても全国的に知られる隠れ家的なスポット。驚くほどの透明度を誇り、映画で映し出されたエメラルドグリーンの海そのままの景色が広がっています。海岸の左右には奇岩や洞窟(海食洞)があり、湯川と恭平が歩いた防波堤や足場も当時の面影を色濃く残しています。