SNSや大手通販サイトの口コミ、コミュニティ掲示板(5ちゃんねるや知恵袋等)を分析すると、マイナスイオンに対するユーザー評価は「使用用途」によって真っ二つに分かれる実態が浮き彫りになります。
ドライヤー使用者からは「普通の安価なドライヤーから買い換えたら、翌朝の髪の広がりやアホ毛が明らかに減った」「冬場の静電気によるパサつきが解消された」といった肯定的なレビューが圧倒的多数を占めます。これは前述の静電気中和による物理現象がダイレクトに効いているため、体感満足度が高くなりやすい典型例です。
一方で、ネックレスやブレスレット、小型の携帯型イオン発生器など「健康グッズ」として販売されている製品に対しては、「肩こりが治ると言われたが何も変わらなかった」「疲れが取れる実感は皆無」といった落胆の声が目立ちます。中には「何となく空気が爽やかに感じる」という感想もありますが、これは製品への期待感から生じるプラシーボ効果(心理的暗示)や、放電時に発生するわずかなオゾン臭(特有の青臭い清涼感のある臭気)を「効いているサイン」と錯覚しているケースが少なくありません。