大学受験において「偏差値50」を掲げる場合、どの予備校の模試を受けるかで目指せる大学レベルは劇的に異なります。
大手予備校の模試ごとの難易度と偏差値50の立ち位置を比較すると、以下の実態が浮き彫りになります。
■ 河合塾(全統記述模試・全統共通テスト模試)
受験者数が最も多く、標準的な母集団を形成しています。ここでの偏差値50は、関東の私立中堅上位である「日東駒専(日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学)」や、関西の「産近甲龍(京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学)」の合格ボーダーラインとほぼ合致します。地方国公立大学の一部学部も射程圏内に入ります。
■ 駿台模試(全国模試)
東大・京大・医学部や難関国立大志望者が集まる最難関模試です。母集団の学力が極めて高いため、駿台模試での偏差値50は、河合塾換算で偏差値58〜60前後(MARCH・関関同立レベル)に匹敵します。
■ 進研模試(ベネッセ)
全国の高校で一斉実施されるため、基礎〜標準層が多く含まれます。進研模試での偏差値50は、河合塾換算だと偏差値42〜45程度となり、「大東亜帝国」や地方私立大学が主なターゲットとなります。