まずは物語の主軸となる、スヌーピーと子どもたちの基本プロフィールを整理します。それぞれが際立った長所と欠点を持ち、お互いに影響を与え合いながら日常を紡いでいます。
チャーリー・ブラウンは、スヌーピーの飼い主であり物語の中心人物です。野球をすれば全敗、凧揚げをすれば木に引っかかる不器用な少年ですが、どれほど失敗しても諦めない優しさと不屈の精神を持っています。ただ、肝心のスヌーピーからは「ごはんをくれる丸頭の男の子」程度に認識されている場面もしばしば見られます。
ウッドストックは、スヌーピーの一番の親友である小さな黄色い小鳥です。まっすぐ飛ぶのが苦手で、タイプライターを打つスヌーピーの秘書を務めたり、時には冒険の相棒になったりと、種族を超えた固い絆で結ばれています。
ルーシー・ヴァンペルトは、自己主張が強く勝ち気な女の子。5セントで悩める子どもたちの相談に乗る「精神分析スタンド」を開くしっかり者ですが、恋には不器用で、天才ピアニストのシュローダーに猛烈な片思いを続けています。
ライナス・ヴァンペルトはルーシーの弟で、常に安心毛布を手放さない哲学肌の少年です。指をくわえる姿がトレードマークですが、発する言葉は誰よりも大人びており、ハロウィンの夜には「カボチャ大王」がやってくると信じ続ける純粋さも併せ持っています。
サリー・ブラウンはチャーリー・ブラウンの妹で、ちゃっかりした現実主義者です。宿題や面倒ごとは上手に兄へ押し付けつつ、ライナスのことを「私の素敵なバブーちゃん(Sweet Babboo)」と呼び、熱烈に追いかけ回しています。
シュローダーは、おもちゃのピアノでベートーヴェンの難曲を完璧に弾きこなす音楽の天才です。ルーシーからの熱烈なアプローチを冷たくあしらいながら、ひたすらピアノと偉大な作曲家への情熱に生きています。