消滅から30年以上が経過した現在も、この地への人々の関心は衰えるどころか加熱の一途をたどっている。その最大の引き金となったのが、香港映画の金字塔となったメガヒット作『九龍城砦之圍城』(英題: Twilight of the Warriors: Walled In)の世界的ブームだ。
実物を緻密に再現したオープンセットで撮影された圧巻のアクションとドラマは、世界中の観客を魅了。その後Netflixなどで世界配信されたことで、Z世代を含む新たなファン層が爆発的に拡大した。映画で城砦の存在を知った若者たちが、かつての実像を確認するために写真集へと回帰するという現象が巻き起こっている。