マルクス・ペルソンは1979年、スウェーデンのストックホルムで生まれました。父親が購入したコモドール128に魅せられ、わずか7歳でプログラミングを開始。8歳にして自作のテキストアドベンチャーゲームを完成させるなど、幼少期から類まれな才能を発揮していました。
成長した彼はゲーム会社King.com(現King)などに勤務し、カジュアルウェブゲームの制作に携わります。しかし、企業主導の大規模開発ではなく「自分が本当に面白いと感じるゲームを自由に作りたい」という衝動から、余暇を使ってインディーゲームの個人開発に没頭していきました。
転機が訪れたのは2009年です。『Infiniminer』や『Dungeon Keeper』から着想を得て、わずか数日でプロトタイプを書き上げたサンドボックス型ブロックゲームこそが、のちの『Minecraft』でした。ブロックを自由に壊し、積み上げ、未知の世界を生き延びるという極限まで自由度の高いゲームデザインは、アルファ版の公開直後からネット上で爆発的な口コミを獲得。2010年には開発と運営に専念するため、仲間と共にゲームスタジオMojang(モヤン)を設立しました。