保存に使用するピッチャーの素材も、麦茶の寿命を左右する重要ポイントだ。軽くて扱いやすいプラスチック(ポリプロピレン等)製容器だが、衛生面では注意が必要になる。
プラスチックの表面は傷つきやすい。スポンジで洗う際の目に見えない小さな擦り傷に雑菌が入り込み、スポンジ洗いだけでは落ちないバイオフィルム(細菌の膜)が形成されやすくなる。
一方、耐熱ガラス製のピッチャーは傷がつきにくく、熱湯殺菌や漂白が容易だ。汚れや菌を完全にリセットできるため、保存性の観点ではガラス製容器が圧倒的に有利と言える。プラスチック製を使うなら、定期的な塩素系漂白剤での消毒やこまめな買い替えを意識したい。