チームを長年支えてきた高田真希は、取材に対して静かな熱量をみなぎらせて語った。「パリでの悔しさは、コートの上でしか返せない。若い選手たちが伸び伸びとプレーできる環境を作りつつ、自分自身も一歩も引くつもりはない」。その言葉通り、インサイドでの体を張った泥臭いプレーと統率力は今なおチームの生命線だ。
一方、卓越したパスセンスでゲームをコントロールする町田瑠唯もまた、新体制における自らの役割を明確に見据えている。「スピードで相手を翻弄するだけでなく、ゲームの緩急をより緻密にコントロールする必要がある。一瞬の隙も見逃さないパスで、チームの得点力を最大限に引き出したい」と意気込む。ベテラン勢の揺るぎない覚悟が、若きチームに圧倒的な安定感をもたらしている。