時代の寵児として日本のエンタメ史に名を刻んだ男が、なぜ身体を酷使してまで飲食業界で戦い続けるのか。それは彼の中に眠る「一生現場に立ち続けたい」という強い美学とプロ意識ゆえだ。バブル期の輝かしい記憶やテレビ局のスポットライトから離れても、目の前の客を喜ばせるエンターテイナーとしての根底は何も変わっていない。
しかし、70代という年齢と過去の病歴を考えれば、無理な店舗経営はまさに諸刃の剣だ。無理を押して店頭に立ち続けるスタイルには批判や不安の混ざった視線も向けられるが、彼は「倒れるなら現場で」と言わんばかりの情熱を燃やし続けている。その生き様は愚直とも言えるが、ファンや長年の知人にとってはハラハラさせられる一幕でもある。