うつ病の前兆は、プライベートだけでなく仕事の現場やメッセージアプリのやり取りに色濃く反映されます。周囲が「いつもと違う」と気付くべき決定打となるポイントを整理します。
うつ病による職場での変化として代表的なのは、以下の4点です。
- 処理速度の著しい低下:普段なら数分で終わるメール作成やデータ入力に何倍も時間がかかる。
- ケアレスミスの連続:確認不足による単純なミスが増え、指摘されても茫然とした反応を示す。
- 表情の硬直と会話の変化:笑顔が消え、視線が合わなくなり、返答が「はい」「分かりました」といった単語のみに限定される。
- 遅刻・早退・突発休の増加:週明けの月曜日や連休明けに体調不良を訴える回数が急増する。
また、個人間のコミュニケーションにおいて深刻なのが、うつ病でLINEの返信ができない理由です。メッセージを開封して内容を理解し、相手の感情を推し量り、適切な返信文を組み立てて送信するという一連の工程は、健常者が想像する以上に高度な脳の認知機能を要求します。うつ状態にある脳にとって、LINEの通知1通は「分厚い専門書を今すぐ読破してレポートを書け」と言われているほどの負荷に匹敵します。未読・既読スルーの裏には、「返信できない自分への罪悪感」が重くのしかかっています。