恋愛シーンにおいて、相手の瞬きが増加する背景には「好意」と「警戒」という正反対の心理が潜んでいます。相手を魅力的に感じている場合、脳内でアドレナリンやドーパミンが分泌されて瞳孔が拡大します。瞳孔が開くと眼球表面の受光量が増え、乾燥しやすくなると同時に神経が高揚するため、結果として瞬きの頻度が跳ね上がります。
男性と女性では、その表れ方に特有の心理的ニュアンスの違いが観察されます。
【男性の心理的傾向】
好意を抱く女性の前で瞬きが増える男性は、「自分を良く見せたい」「失敗できない」という自意識過剰な緊張状態に陥っているケースが目立ちます。プライドや競争心が刺激され、会話の主導権を握ろうと焦るほど瞬きが不自然に多くなります。
【女性の心理的傾向】
女性の場合、相手への強い関心やときめきによる瞳孔散大に伴う瞬目のほか、相手の出方を注意深く観察する警戒心の表れとしても頻回な瞬きが生じます。「気まずさを紛らわせたい」「早くその場を立ち去りたい」という心理的防衛のサインである可能性も考慮しなければなりません。
「好意(脈あり)」か「単なる居心地の悪さ」かを識別する決定打は、視線の行方と身体の開きです。瞬きが多くても視線が頻繁に戻り、身体がこちらを向いて笑顔が見られる場合は好意的な緊張と言えます。一方、瞬きとともに視線が泳ぎ、身体が斜めに引けている場合は、強いストレスを感じている明確な拒否サインです。