こごみの胡麻和えを極める!料亭級の黄金比と失敗しない茹で方

こごみの胡麻和えを極める!料亭級の黄金比と失敗しない茹で方

こごみの胡麻和えを極める!料亭級の黄金比と失敗しない茹で方の要点を詳しく解説してご紹介します。

ワラビやゼンマイといった他の山菜と異なり、こごみ(草蘇鉄)はアク(シュウ酸や苦味成分)が非常に少ないという際立った特徴を持っています。そのため、木灰や重曹を使った長時間のあく抜き作業は一切必要ありません。適切な下処理と精密な茹で時間さえ把握していれば、わずか数分で絶品の仕上がりに到達できます。

まずは流水で根元のゴミや渦巻きの隙間に入り込んだ茶色い薄皮(胞子葉の名残)を指先で優しく洗い流します。茎の硬い切り口を数ミリ切り落としたら、下ごしらえは完了です。

茹でる工程における最大のポイントは、「2%濃度の塩湯」で1分〜1分30秒さっと茹でることです。沸騰した湯に対して2%の食塩(水1リットルに対して塩20g)を加えることで、クロロフィルの退色を防ぎ、鮮やかな若草色に定着させます。

茹で上がったら迷わず氷水に落として一気に粗熱を取り、余熱による火の通り過ぎを断ち切ります。この「急冷」こそが、シャキッとした心地よい歯ざわりを維持するための絶対条件です。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。