しんぶん赤旗に有名人が掲載された際、多くの人が抱く最大の疑念が「その芸能人は日本共産党の支持者なのか」という点です。SNS上でも掲載紙面の画像が拡散されるたび、「特定の政治思想を持っているのではないか」というコメントが散見されます。
芸能関係者への取材および過去数十年にわたる掲載実績の精査から導き出される事実は極めて明快です。紙面に登場するタレントの圧倒的多数は、日本共産党の党員でも支持者でもなく、個人の思想信条とは完全に切り離された形で出演しています。
実際に紙面を確認すると、タレントが語っている内容は「主演映画の見どころ」「舞台の役作りに向けた苦悩」「アルバム制作の裏側」といった芸能活動そのものに終始しています。政権批判や特定法案への賛否など、政治的な踏み込みを求められるケースは基本的にありません。タレント本人がプライベートでどのような政治信条を持っているかに関わらず、配給会社やレコード会社がセッティングする「通常のプロモーション巡回(PR取材)」の一環としてスケジュールが組まれています。
ごく一部の文化人やベテラン俳優の中には、自身の信条として護憲や平和運動への賛同を示して登場するケースも存在しますが、メジャーシーンで活躍する現役タレントに関しては、「作品を広く周知するための仕事」として淡々と受託しているのが業界の偽らざる現場実態です。