画面上の軽妙なトークの裏で、番組の天気を技術的に下支えしているのが高度な気象情報サービスだ。気象庁が発信・更新する毎分・毎時の観測データやアメダス、線状降水帯の予測モデルをダイレクトに受け止め、民間の気象会社が即座にテレビ画面用のグラフィックへと落とし込む。その中核を担ってきたのが、森田正光氏が創業した株式会社ウェザーマップなどの専門集団である。
情報番組・ワイドショーの天気コーナーは、一般的なニュース番組のそれとは求められるスピード感が根本的に異なる。放送中に竜巻注意情報や線状降水帯発生情報が飛び込んでくれば、瞬時に原稿を差し替え、図面を更新しなければならない。専門スタッフがスタジオ裏でレーダー画面を凝視し、予報士の耳元に最新の解析結果を送り届ける。単なるタレント気象キャスターのトークではなく、背後にある民間気象会社の高度な分析力があるからこそ、宮根の突っ込んだ質問に対しても科学的な根拠をもって即答できるのだ。