国境を越えたリモートワークや国際ビジネスが日常となった今、お互いのワークライフバランスを守るための時間感覚は必須のリテラシーといえる。時差8時間の壁を前にしたとき、双方が無理なくやり取りできる「ゴールデンウィンドウ」は極めて狭い。
日本時間の夕方17時は、現地の朝9時。東京のオフィスが終業準備を始める時間帯に、向こうのビジネスが一斉に動き出す。急ぎの確認事項があるなら、日本側の担当者は退勤直前の30分間に連絡を集中させ、翌朝の出社時に回答を受け取るワークフローを組むのが合理的だ。逆に、イタリア側の夕方に合わせて深夜にメッセージを送りつけるのは、家族との時間を神聖視する現地のビジネスパーソンに対しては悪手でしかない。
遠く離れた異国の空の下、今まさに誰かが起き出し、カプチーノを口に運んでいる。手元の時計を見つめながらその情景を想像することは、単なる実用を超えて、世界との心理的な距離をぐっと縮めてくれるはずだ。 (出典: che ore sono in italia(Yahoo!ニュース))
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