くろ谷・金戒光明寺の全貌|新選組発祥とアフロ仏像の深層【2026】

くろ谷・金戒光明寺の全貌|新選組発祥とアフロ仏像の深層【2026】

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参拝の記念として欠かせないのが、寺務所および御影堂で授与される御朱印です。金戒光明寺では、歴史と信仰の深さを反映した多彩な御朱印が用意されています。

代表的な御朱印は、本尊を墨書した「浄土真宗開祖・法然上人」ゆかりの印や、阿弥陀如来の御朱印ですが、参拝者の間で圧倒的な人気を誇るのが「五劫思惟」の限定御朱印です。あの特徴的なアフロヘアのシルエットが金箔や印章であしらわれた特別仕様の御朱印符は、切り絵や季節ごとの限定色紙として頒布されることもあり、授与所前には多くの参拝者が列を作ります。さらに、新選組ファンにはたまらない「会津藩京都守護職本陣」や「誠」の文字が入った歴史系御朱印も見逃せません。

境内を散策する際、多くの観光客が素通りしてしまうものの、絶対に見逃せない隠れた名所が以下の3点です。

1. 御影堂(大殿)の「中山文殊」と仕掛け
昭和19年に再建された巨大な木造建築である御影堂には、千手観音立像や運慶作と伝わる文殊菩薩像が安置されています。堂内の荘厳な空気感と、回廊を歩く際に響く鴬張りの廊下の音色に耳を澄ませてください。

2. 三重塔(重要文化財)と極楽橋
徳川秀忠の菩提を弔うために建立された本瓦葺きの三重塔。塔の周囲からは京都タワーをはじめとする市内南西部のパノラマが一望でき、夕景の美しさは息を呑むほどです。

3. 会津藩殉難者墓所の石碑群
三重塔からさらに奥へ進んだ山林に広がる墓所。戊辰戦争から西南戦争に至るまで、国事に殉じた300柱以上の藩士や従軍者が葬られており、今なお福島県・会津若松市の人々による献花が絶えない神聖な祈りの場です。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。