韓国エンターテインメントの最前線を走るCJ ENMや動画配信サービスTVINGが生み出すヒット作には、視聴者を眠らせない巧妙な会話劇が仕掛けられている。特に世界中を熱狂させるロマンティック・コメディというジャンルにおいて、セリフは単なる情報伝達ではなく、恋の駆け引きそのものだ。
韓国ドラマの脚本家たちは、古典的な愛の告白をあえて外し、日常の些細な行動に恋情を忍ばせる名手だ。「ご飯食べた?」という何気ない気遣い(밥 먹었어?)が、文脈次第でどんな甘い口説き文句よりも強い「好き」の証明になる。映像産業のトップクリエイターたちは、言葉の裏に張り巡らされた行間を巧みに操り、世界中のファンの感情を自在に揺さぶっている。