ハリウッドや欧州の映画界で今、独特の異彩を放つのが190センチの超大型女優、エリザベス・デビッキだ。彼女の登場は、従来の「男性キャストより背が高くてはならない」というハリウッドの古い慣習を鮮やかに打ち砕いた。ダイアナ妃を演じたドラマでの繊細かつ圧倒的な演技力は、観客の視線を一瞬で釘付けにした。
画面に現れた瞬間、空間そのものの密度を変えてしまうような重厚なオーラ。背の高さは隠すべきコンプレックスではなく、キャラクターの孤高や葛藤、そして深い気品を表現するための比類なき資質であることを、彼女のキャリアが見事に証明している。