かつて「おしどり夫婦」として親しまれた二人だけに、2007年の離婚と解散は多くのファンに衝撃を与えた。全国をワゴン車一台で手売りして回った下積み時代を経て掴んだ大成功。しかし、多忙を極める生活と音楽に対する方向性の違い、そして「夫婦」と「ビジネスパートナー」という二重の関係性が、少しずつ二人の間にすれ違いを生んでいったとされる。
だが、歳月は二人の葛藤を穏やかな思い出へと昇華させた。藤田恵美は過去のインタビューでも、Le Couple時代があったからこそ今の自分があると語り、グループの歴史や楽曲を今も大切に歌い継いでいる。憎しみ合いではなく、それぞれの人生を尊重するための選択だったことが、現在の二人の前向きな活動からも見て取れる。