大学院修了後、彼は米国の超党派シンクタンクである戦略国際問題研究所(CSIS)に非常勤研究員として着任する。ここでの経験が、彼の政治家としてのビジョンをより決定的なものにした。
指導に当たったのは日本研究の第一人者であるジェラルド・カーティス教授だ。知米派の重鎮たちの下で、日米同盟の将来像やアジア太平洋地域の安全保障環境について最前線の分析に携わった。
単なる理論家ではなく、現実の国際政治のダイナミズムを肌で感じ取ったこの数年間。これこそが、後の国会答弁や外交政策の発信において彼が発揮する「スケール感」の源泉になっている。