カプコン作品と並び、本機の価値を跳ね上げているのがアイレムとジャレコの参加だ。緻密な世界観構築と高い戦略性で知られるアイレムは、横スクロールシューティングゲームの金字塔『R-TYPE』を提供。波動砲のチャージ攻撃や分離・合体可能な無敵の兵器「フォース」など、パズル的要素を併せ持つゲームデザインは、世界のゲームクリエイターに多大な影響を与えた。
対するジャレコも、ポップな世界観で一世を風靡した『忍者JAJA丸くん』をはじめとするバラエティ豊かなラインナップで花を添える。妖怪たちを相手にスピード感あるアクションを繰り広げるテンポの良さは、時代を超えて色あせない魅力を放つ。
両メーカーの作品が一本のハードに集約されていることで、当時のゲーム開発者たちが凌ぎを削ったアイデアの多様性を一度に体感できる。これこそが、単一メーカーのオムニバス作品にはない本機の醍醐味と言えるだろう。