東北新幹線のエースである「はやぶさ」に自由席が設置されていない最大の理由は、最高時速320kmという国内最速運転に伴う安全性と着席サービスの担保にあります。自由席を設けると、始発駅での長時間の列形成やデッキへの過度な立ち客集中が発生し、スムーズな乗降や定時運行に支障をきたす恐れがあります。
JR東日本は、長距離移動における快適性を最優先する方針をとっており、秋田新幹線「こまち」や北陸新幹線「かがやき」と同様に、はやぶさも全席指定の運用を徹底しています。これにより、繁忙期でも乗客全員の座席が確保され、車内の混雑トラブルを未然に防ぐ構造が確立されています。